概要
言葉の意味としては「宿屋」があてられる。その名の通り庶民的な宿泊施設で、ベトナム人の団体旅行客や会社員が出張に使用しているケースも珍しくない。レセプションがあってないようなところもあるため、パスポートを預けたりすることには抵抗を覚えるだろう。
ニャーギーと同様で家族経営が主であるため、運がよければベトナム人の家庭生活を垣間見ることができる。ニャーチョはほとんどがバスターミナル付近に密集しており、ローカルバスでの移動をした場合は、もっとも見つけやすい宿泊施設だと言える。
設備・宿泊料金
エアコンはなく、扇風機が置いてあるのが通常。トイレ・シャワー共同の場合もある他、トイレは水洗であってもバケツに溜め置いた水を柄杓ですくい、それで流す仕組みになっていることもある。なおシャワーは大半が水だ。窓があってもガラスが張られておらず、四角く空けられた穴に鉄格子がつけられた部屋もある。
料金は一泊2USDからで考えるとよい。ニャーチョは旅行者向けのゲストハウスとも異なった宿泊施設なので、防犯面から考えても、ベトナム慣れした人にしか宿泊はお勧めできない。