公安当局は4月28日午前1時、ハノイ市で若者に人気のディスコ「ニューセンチュリー」に対し、約500人を動員して捜査を行い、オーナーグエン・ダイ・ズォンら3人を緊急逮捕、2人を麻薬所持で現行犯逮捕、約200包の麻薬、現金1億6,000万ドン(約1万ドル)を押収した。
現場に居合わせた客、従業員ら1,163人も一時拘束され、麻薬使用検査や取り調べのため警察に連行された。29日午後時点で150人から麻薬の陽性反応が確認されている。
また公安突入時には、同ディスコ内のカラオケ用個室で7組の男女が性行為に及んでおり、ダンスフロアでも使用済みコンドームが見つかっていることから売春行為も疑われている。
オーナーは取り調べに対し、規定時間外営業については認めたものの麻薬使用や所持への関連は否定している。これについて捜査機関は証拠十分とみて、さらに追求する方針だ。