10月20日、金沢市にて「北陸ベトナム相互企業進出促進協会」の発足式が行われた。
式には北陸経済連合会長、日本貿易振興機構(JETRO)、経済産業省(METI)、ベトナムに投資・経営を行っている日本企業、在大阪ベトナム総領事Tran Duc Binh氏が参加。
今回の設立の目的は、企業間の投資促進、北陸とベトナムの経済・人材交流を通した、日越両国間の経済関係強化など。
目的達成に向け協会は、▽北陸地方の企業によるベトナムでの投資・経営サポート・奨励、▽経済・貿易交流プログラムの調整や受け入れ、▽ベトナムのための人材育成の援助、▽留学生や実習生の調整と受け入れ、などを行う。
まもなく同協会はビジネス代表団を結成し、2018年半ば頃に訪越、ベトナムでの投資チャンスを探る予定。
現在、ベトナムに投資している北陸地方の企業は72社で、うち3社(石川県の三谷産業、福井県の日華化学、富山県のジャパンフラワーコーポレーション)が協会の設立・運営を推進する上で重要な役割を担っている。