ハノイ市公安は6月12日、ドンダー区在住のグエン・ゴック・クアン(1977年生)が仕切っていた、ウェブサイト「bong88.com」を通じたサッカー賭博を摘発したと発表した。ほかメンバー6人に対する捜査を進めている。
EURO(UEFA欧州選手権)で賭博を行うためクアンは、ズンという人間からbong88.com上のアカウントを手に入れた。このアカウントでは、20億ドン(約9万ドル)まで賭けることができた。
クアンは、そのアカウントを18の小アカウントに分け、賭ける人間に渡す作業をヴー・ディン・タン(1986年)にさせ、タンはウェブサイト管理や掛け金の清算を担当し、クアンから月700万ドン(約318ドル)の報酬を得ていた。
捜査の結果公安は、いずれもドンダー区に住む人間がこのルートで賭博を行っていたことを確認した。公安は、賭け金額や関係者を特定すべく捜査を続けている。