ダナン市公安は12月30日、ソンチャー区で11月26日に発生した、中国人Li Mu Ziさん(31歳)の射殺事件について記者会見を開き、捜査結果を公表した。
逮捕されたのは、中国人のFeng Long Chun(27歳)で、犯行の動機は、中国のオンラインショッピングモール「タオバオ」上で行っていた、ベトナム旅行する中国人向けSIMカード販売を巡るトラブル。
2人はともにこのサービスをやっていたが、2015年9月にFeng Long Chunのサービスが、Li Mu Ziさんの違反通報(3G SIMカードの宣伝をしていたが、実際には接続できなかった)により、管理機関から活動を停止させられた。
この報復にFeng Long Chunは中国からタイに入国し、1,500ドルで拳銃を購入、カンボジアを経由して、タイニン省モクバイ国境からベトナム入国し、バスでクアンナム省まで行き、そこでバイクを購入してダナン市に行き、犯行に及んだ。
犯行後Feng Long Chunはカンボジアに逃亡したが、公安の説得により出頭、12月27日にタイニン省でダナン市公安に身柄が引き渡された。