国家交通安全委員会は、ハノイ市とホーチミン市に対し、公共交通機関における痴漢対策を求めた。
痴漢が日常的に発生している路線や道路の確認を進め、街灯増設、地域公安の電話番号掲載、対処法の案内など、危険を警告、防止する対策を講じるとともに、痴漢の危険のある地域の巡回を強化するよう求めた。
NGO・アクションエイドベトナムと性・家族・環境研究センターの両市での調査によると、調査対象の16歳以上の女性の57%が、痴漢が発生する危険が最も高い場所に道路を挙げ、31%の女子学生が、バスで痴漢の被害に遭ったことがある。