ロンアン省公安は10月29日、タンアン市内の書店の女子トイレに超小型カメラを設置した疑いで、省テレビ局の職員Mの取調べを進めていることを明らかにした。
党員であるMはすでに、省テレビ局党検査委員会で、この件について供述している。
18日にMは、この書店でお茶を購入し、男性用のトイレが使用中だったため女性用を使い、この際に落とした超小型カメラを、ドアの敷居のところに置いたまま忘れてしまったという。
省テレビ局によるとMは現在、通常どおり勤務している。
事件は18日、書店従業員Hさんがトイレに入った際に、通風孔近くに置かれた超小型カメラに気づいたことで発覚した。Hさんはカメラを取り外し、上司に報告した。間もなくMが女性用トイレに入ったため、公安が事情聴取のため同行を求めた。