ハノイで9月2日、「アンドロイドと学ぶ日本語会話講座」が開かれ、大阪大学の石黒浩教授の研究グループが開発したアンドロイド「ジェミノイドF」が生徒40人に日本語を教えた。
国際交流基金ベトナム日本文化交流センターが行なった世界初の試みで、ベトナムにおける日本語学習の促進を狙ったもの。
別室にいる日本人教師の感情や口の動きをパソコンが分析し、ジェミノイドFに伝えられ、それを真似した。生徒らはアンドロイドと様々な会話をした。
ジェミノイドFは、シリコンゴム製の肌に12の空圧アクチュエータが内蔵され、65通りの表情を表現できるほか、歌ったり、叫んだりすることもできる。