サッカーワールドカップ本大会出場――女子ベトナム代表が、2015年大会でこの夢を叶えられるかもしれない。
国際サッカー連盟(FIFA)は、2015年にカナダで開催されるこの大会で、出場国を16カ国から24カ国に拡大。3枚だったアジアの切符は、5枚に増える。
普通なら、格上の日本、オーストラリア、中国、韓国、北朝鮮の手に渡るところだが、FIFAは2011年大会での選手5人のドーピング違反で、北朝鮮の2015年大会の出場資格を剥奪している。余った1枚を、格下のベトナム、ミャンマー、タイ、台湾、ウズベキスタンが争うことになる。
この格下グループでは、ベトナム代表にも大きな望みがある。むろん他国も千載一遇のチャンスを狙ってくる。ベトナムサッカー連盟は緊急に、女子サッカーの強化策を考えなければならない。