ホーチミン市市場管理支局によると、市人民委員会はテレビショッピングHappy Shoppingを運営するハインフックショッピング社に対し、4億5,150万ドン(約2万2,575ドル)の罰金を科すことを決めた。偽造品・密輸品を販売していたほか、登録番号のない化粧品やベトナム語のラベルがない輸入品を扱い、許可書を持たない外国人労働者を雇用していた。
同局は、証明書類のない輸入品約1万3,000点、ベトナム語ラベルのない商品1万点、その他品質基準公表のなされていない多数の化粧品などを差し押さえている。商品のほとんどは中国製だった。
しかし6月22日午後、同社事務所は相変わらず賑やかな様子で、電話販売責任者カム・ブー・ラム氏によると、処罰決定後も同社は通常どおりの営業をしている。またテレビでの放送スケジュールも「通常どおり」と言う。
一方でホーチミン市ケーブルテレビセンター(HTVC)のレ・ドゥック・フン所長は、放送契約を見直し、「違反に応じた対応をする」と話している。