アンザン省で犬の窃盗が相次いでいる。犯行は深夜、特に午前4?5時頃に多い。
犯人は通常2人組でバイクに乗って移動し、後部に乗った人間が、バッテリーと接続した電線をつけた、刺股状の棒を持っている。犬を見つけるとこれを使って感電させ、袋に詰めて逃げる。
犯行は非常に素早く、犬は吠えることもできず、飼い主も飛び出したところで、犯人は姿を消している。ある小さな村では、一夜にして5?6匹の犬が盗まれた例もある。
4月28日、アンザン省チャウフー県ダオ・フー・カイン村で、一匹の犬が被害にあった。犯行現場を飼い主に見つかり犯人らは電線を切って逃げたが、犬の顔には棒がささったままとなった。獣医によりこの棒は取り除かれ、犬は助かった。