1月7日16時、ベトナム航空による8時間のフライトを経て、日本の鶴(タンチョウ)のつがいが上野動物園の小宮輝之園長と、越日文化交流協会の岩堀照代さんとともに、ハノイにやってきた。
鶴は千年、亀は万年――日本にはこんな諺があり、鶴はめでたい動物となっている。タンロン遷都1,000年を記念し、上野動物園からハノイ動物園に寄贈されたこのつがいは、体高1.2m、体重約8kgで、2歳と3歳でまだ若く、成長すれば1.6m、13?15kgほどになる。
8日に行われた寄贈式で小宮園長は、「日本からハノイへのフライトを経ても、つがいはとても元気です。気候条件も成長に非常に良い」と話した。ハノイ動物園のダン・ザー・トゥン副園長は、「上野動物園から今回美しい鶴をいただいた。ベトナムで繁殖させたい」と話している。