9月13日に国家銀行が発表した資料によると、ポリマー製の10万ドン、5万ドン紙幣が最も偽造被害が多い。
2009年、銀行・国家金庫を通し押収された偽札の90%はポリマー紙幣で、うち42%が10万ドン、29%が5万ドン紙幣だった。
国家銀行によると、ポリマー紙幣発行前の1999?2004年の6年間に、銀行では額面5,000?10万ドンの偽造コットン紙幣100万枚あまりを押収していた。2004?2009年のポリマー紙幣発行後6年で、銀行を通し押収される偽造ポリマー紙幣の量は、1999?2004年に押収された偽コットン紙幣の総数より80%近く減少している。
最近3年の偽札押収量も、年を追うごとに減少する傾向にあり、2009年の偽札押収量は2008年比で3%減、2007年比では20.5%減となっている。