ホーチミン市チュンヴオン救急病院は2月13日、消化器に異物がつまり搬送されたT(37歳)が一命を取り留めたことを明らかにした。異物は鉄片で、長さ12cmのものが胃に、長さ4cmの先の尖った薄いものが食道にあった。
更生施設からの脱走を図るためTともう1人の入所者は2日前、病院に入院することを目的に、施設の窓枠の鉄を取り外し飲み込んだ。入院した際に2人はともに逃げ出したが、胸に大きな痛みを感じたTは12日に病院に戻り、医師らによって異物が摘出された。現在Tの容態は安定している。
なお病院によると、脱走を図ることを目的に施設の鉄条網を飲み込んだケースは以前からよく受け入れている。