世界的に著名な建築家・安藤忠雄氏が11月25日、ハノイ市国立会議センターで現代建築における経験やトレンドを伝えるため若手建築士や建築、建設分野の学生、都市管理の専門家らと交流した。翌26日にはオペラハウスでもベトナムの建築士らと会い、その後建設大学の学生と交流した。
安藤氏の作風についての印象は第1に資材や大きな壁を用いて建物の境界を明確に造りだすこと、第2に自然の風合いを活かした重量感のある壁を配しながらも日差しや風を取り込む存在感のある建造物であること、第3には利用者を包み込む光による建造物の透明感だ。