ロンアン省カンズオック県では、女性が実の母親や兄弟に縛られた上、鉄の棒で暴行を加えられた事件の話でもちきりだ。
被害者はタンキム村に住むホアさん(1973年生)で、住民によると母親フィーは、ホアさんを出産後、自分で育児をせず、両親に預けていた。その両親が亡くなったとき彼らは孫であるホアさんに家1軒と水田3,000?を残した。しかしその後フィーは土地を自分に渡すよう迫り、母娘のいさかいが始まった。最近ホアさんはてんかんを発症し、発作が起こると意識を失うことがあり、夫は3人の子供を置いて出て行ってしまったという。
9月15日、ホアさんが母親の家を訪れ口論になると、母親や兄弟がホアさんを縛り、熱した鉄棒を顔に押しつけ気絶させ、一晩軒下に放置した。翌朝、近所の人が発見し、紐を解いた。
タンキム村公安はフィーを何度も取り調べに呼んでいるが、「自分の子供を叩く権利がある」として出頭を拒否している。