仕事を探すためベトナムで生活していた韓国人男性Kim Ki Jong(26歳)が、自分のベトナム語の家庭教師をしていた女子大生(21歳)を殺し、遺体を燃やし証拠隠滅を図った。
3回の入国歴があるKimの最近の入国は2007年12月半ば。ハノイ市タインスアン区のハノイ大学エリアに家を借り、今年5月に友人を介し、ハノイ大学の韓国語学科に通う4年生のHさんと知り合い、ベトナム語の家庭教師を頼むことにした。学習の過程で2人には恋愛感情が芽生えていった。
9月3日16時、KimはHさんと大学近くで会い、Kimの下宿に一緒に帰った。ここで2人は口論となり、KimはHさんを押し倒し、首を絞めた。死んだ彼女をKimは大きなバッグに彼女の私物とともに入れ、ガソリンを購入し、そのバッグを持ちタクシーでカウザイ区方面に向かった。
最初のタクシーをいったん降り、2台目を捕まえたKimはスーパーBig C前で下車、そこからバッグを引きずり、周辺をしばらく歩き、人目につきにくい場所を見つけ、バッグにガソリンをかけ火を放った。その後Kimは歩いてスーパーに向かい、タクシーを捕まえ帰宅していた。