クアンニン省モンカイ町のレ・タイン・ビン公安局長は、中国・広西チワン族自治区東興市公安との協力により、東興市で新生児売買グループ6人を現行犯逮捕したと発表した。
被害者は生後10日の新生児2人だった。逮捕された6人中5人が新生児を南部からモンカイ国境まで運び、東興市に住む1人が新生児を引き取る役割を担っていた。
ホーチミン市公安も、中国への子供の売買に関与したとして売春婦フオンとニャンを逮捕したと発表した。2005年8月、フオンの家に遊びに来ていたT(1991年生)は、恋人との間に子を身ごもり、周囲に知られるのを恐れ、遠くに行きたいと漏らした。
8月19日、フオンと友人チャンは深夜Tをチャンの友人宅まで連れて行き、翌日フオンとTは列車でハノイに向かい、その後ハイフォンに行った。ハイフォンでフオンはチャンの友人にTを預け、200万ドン(約125ドル)を受け取ったという。
Tはフオンから年配の女性に売り渡され、中国で売春婦になるよう告げられ、できなければ中国人男性に売ると言われた。結局Tは60才くらいの中国人男性に売られ、Tはこの男性の妻となったものの20カ月してベトナムに逃げ帰って来た。