タンソンニャット空港の滑走路から備品を盗んだ少年2人が逮捕された。
空港警備隊は10月9日夜、マイン(17歳)が国際線の滑走路でライトを外しているところを取り押さえ、現場でライト4個を押収した。その後の捜査で共犯者ホアン(17歳)の存在が明らかになった。
調べによると2人は3日、タンビン区ニャットチーマイ通り近くの柵から空港に侵入した。容易に侵入できることに気づき、その後3回に渡り盗みに入っている。ライトは1つ3万?4万5,000ドン(約2?3ドル)で廃品回収業者に売り払っていた。
公安は2人の供述をもとに、盗品を買った回収業者を捜索し、証拠品を押収した。2人が4度の侵入で盗んだライトは計52個で、被害総額は3万1,000ドルに上る。
この事件を受け南部航空局は、航空機の離着陸の安全性には影響しないと発表したが、問題は、空港利用客に対するセキュリティチェックを厳格化していても、17歳の少年がいとも簡単に空港に侵入できたという事実だ。