ユネスコ無形文化遺産保護条約の第8回政府間委員会で12月5日、「ベトナム南部の伝統民謡(don ca tai tu Nam bo)芸術」が人類の無形文化遺産に認定された。
2010年からベトナム音楽院は、ユネスコへの申請に向けデータ収集に取り組み、2012年に文化スポーツ観光省は「don ca tai tu Nam bo」を国家無形文化遺産に認定していた。
「don ca tai tu Nam bo」はフエの宮廷雅楽がもとになったもので、徐々に民衆に浸透し、南部を代表する民間芸能のひとつとなった。