私の住む地方の子供たちの学習事情について書きたいと思う。どうしようもない苛立ちを、胸に感じたからだ。
私の子供は、夏休みが明けると4年生に上がる。教育に対する理解はないでもないが、それでも私は、ここまでして勉強させなければならないのかということに、憤懣やるかたない気持ちでいる。
3年生の頃から、Tという女性が担任なのだが、子供たちがまだ小さいにもかかわらず、月曜から土曜日まで勉強漬け。休みは日曜日しかない。
私の子供は、昼寝すらしない。寝過ごしてしまうと困るからだ。夕方帰宅して、シャワーを浴び、食事を口に詰め込んだかと思えば夜の教室へ。先生は自宅で週3回の補習教室を開いており、1回あたり7?9時の2時間で5,000ドンを徴収している。
学校に対し、子供たちの健康に配慮し夜間教室を開かないよう提案する手紙を書いたこともある。子供があまりにも疲れて眠そうで、「勉強するなら家でしなさい」と言いたくなるようなことも多い。しかしクラスの皆が行っているため、行かせないようにすれば「成績が落ちたらお父さんたちのせいだからね」と子供が泣き出す。
私が学校に手紙を書いた後、子供は夜間教室への参加申込書を書くよう母親にせがんでいた。私が反対をしたことが知れたら皆にどう思われるだろうか。子供への影響はどうなるだろうか。そう考えて、結局学年が終わるまで続けさせることにした。
今年になり、子供たちが夏休みに入って1週間ほどしたところで、先生は学校で月曜から土曜の午前中に補講を開くようになった。子供たちが楽しく遊ぶ夏休みはどこにあるのだろうか。このようにしなければ、勉強ができるようにはならないというのだろうか。こうまで勉強しなければならない理由が、私にはわからない。