カントー市のVo Thanh Thong人民委員長は、市の日本企業専用の工業団地が来年4月にも運営に入ることを明らかにした。
「越日友好工業団地」(khu cong nghiep huu nghi Viet Nam-Nhat Ban)は面積43ha、カントー投資開発基金(Cadif)が投資するフンフー1工業団地内にあり、市内からは約6km。
この工業団地で働く日本人専門家用に4kmほど離れた場所にマンション(170戸)も建設されている。
農業コンサルタントVAIO社の阿部正行社長によると、この工業団地は機械製造・精密機器・電子分野のプロジェクトに適しており、インフラ投資家に対して各日本企業の規模に合うよう大きさの異なる小さめの区画に分けることや、すぐに運営を始めたい企業のために貸工場を作っておくことを提案した。
外国投資局によると、メコンデルタでは日本から170件以上の投資を誘致しているが、カントーでは6件、総額1,200万ドルに留まる。
最近市は、日本企業のサポートを行う『Japan Desk』を設置した。