6月4日、国会では民間航空法の一部条項改正法案が議論され、レ・ヴァン・ホック議員が、空港開発計画を見直し、架空の需要に基づき建設し社会的浪費を引き起こすことは避けるべきだと指摘した。
ホック氏によると、ベトナムにはすでに多くの空港があり、ハノイ・ノイバイ、ハイフォン・カットビー、タインホアなど、100km程度しか離れていない空港もある。ロンタイン空港を建設するには莫大な資金がかかるが、すでにホーチミン市タンソンニャット空港と、カントー、カムラン、フーコック、ダラットという4つの衛星空港がある。
「研究では現状、拡張や能力増強の必要性はない。この4空港で、2020年、2025年まで、年間2,000万人あまりの利用者に対応できる」と言うホック氏は、精確性を欠き、信頼性の低い予想に基づき空港開発計画を立てるのをやめ、政府は、2009年決定の航空業界開発計画を調整し、2020?2030年および2050年までの空港利用者、貨物をより正確に予想すべきと指摘、「ホーチミン市の資料では、2020年時点でもタンソンニャット空港は能力オーバーにならない」と述べた。