ハノイ市公安当局は1月14日、ミンカイ鍵株式会社の倉庫で中国製のカギを自社製品として箱詰めしている現場を摘発した。
公安の突入時には3人の工員が作業中で、その後の捜査で約1,000個の中国製のカギをミンカイ社製として箱詰めしていたことがわかった。同時に行われたタインチー県リエンニン村にある同社の倉庫でも、同様のカギ852個が見つかった。
同社社長は公安に対し、昨年12月末からおよそ1万個の中国製のカギを輸入し同社の商標を印字していたことを認めている。製品は「ISO9000-2000」や「2006年ベトナム製高品質製品」と記載した箱に詰めて出荷していた。
中国製のカギの価格は同社の生産コストより5万ドン(約3ドル)程度安いと見られる。